Home / カナディアンロッキー / カナダ建国の象徴・大陸横断鉄道(カナディアンパシフィック鉄道)が造ったバンフスプリングスホテルのお土産

 

 

日本の歴史に徳川幕府成立や明治維新といった大きな節目があるように、カナダの歴史にも大きな節目がいくつかあります。

 

初代連邦首相マクドナルドの大きな業績は、連邦の領土を大幅に拡張・確立したことでしょう。

 

領土の確立は容易ではなく、カナダ内にも連邦を希望しない人が多数いて、血なまぐさいこともたくさん起きました(連邦反対のリーダーLouis Rielの処刑など)。

 

連邦政府の最大の脅威は、領土を着々と拡張していたお隣のアメリカでした。

19世紀にはアメリカ国民の中に北米全土をアメリカにすべきだという意見がかなりあったそうですし、いまのブリティッシュコロンビア州はアメリカと領有を最後まで争いました。

 

領土を宣告しても、そこに「カナダ人」が住んでいないことには領土としては非常に脆弱です。

アメリカ人がたくさん住んで、アメリカの産業が定着してしまえば、ほとんどアメリカの領土としての既成事実ができてしまいます。

 

首都オタワからバンクーバーに行くために、アメリカの大陸横断鉄道を利用しなければいけないというのは、敵対関係にあったカナダにとって屈辱に近い状況だったことでしょう。

なんとしてもカナダ内で大陸横断鉄道を開通させるとともに、沿線に積極的に人を住ませたかったのです。

 

 

そんな政治的使命を担った大陸横断鉄道でしたが、1885年に開通するやいなや、沿線の豊富な観光資源が脚光を浴びました。

 

開通の3年後には早くもバンフスプリングスホテルが開業します。

 

 

その後鉄道は貨物専用となり、ホテル部門も売却されました。

 

いまはフェアモントホテルの傘下になっていますが、バンフスプリングスホテルは今でも「大陸横断鉄道ホテル」のままの佇まいで、壁面にも歴史をみることができます。

 

 バンフスプリングス フェアモントホテルの壁面にあるカナディアンパシフィック鉄道の装飾(ビーバーがマスコット)

 

 

 

ホテルとしても大陸横断鉄道ホテルとしての歴史を前面に打ち出していて、ホテル内には大陸横断鉄道(カナディアンパシフィック鉄道)のお土産屋さんがあります。

カナダ内にはフェアモントホテルがいくつもありますが、大陸横断鉄道の売店があるのは珍しいです。

 

カナディアンパシフィック鉄道の店

 

 

 

昔の大陸横断鉄道の模型が走る店内では、お土産が売られています。

 

 

 

フェアモントホテルの食器も飾られていました。

 
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