Home / 英会話 / 失礼?なnice to meet you (nice to meet youとnice to see youの違い)

 

カナダの食堂車では他の旅行者と相席になることが多い

 

“Nice to meet you” はじめまして(お会いできて嬉しいです)

“Nice to meet you, too” はじめまして(私もお会いできて嬉しいです)

 

中学校(いまは小学校?)で英語の授業が始まり、すぐに出てくる基本フレーズです。

 

 

Nice to meet you.とNice to see you.は使う場面が完全に使い分けられています。

 

Nice to meet you.は初対面の時に使い、2回目以降はNice to see you.を使います。

Nice to meet you.を「はじめまして」として教える教科書はとても適切な意訳をしていますし、Nice to see you.には「(また)お会いできて嬉しいです」という訳が適切です。

 

もっと細かいことを言えば、Nice to meet you.は実際によく使う一方で、2回目以降は”Nice” to see you.ではなく”Good” to see you.と言う人がはるかに多いと思います。

 

どのような場面でこの使い分けは大切でしょうか?

 

一度会ったことのある人と時間をおいて会ったときに、”Nice to meet you”と言ってしまうと、相手に「前に会ったことがあるのに覚えていないんだな…」と思わせてしまい、失礼にあたるのです。

 

旅行者を相手に不快感を露骨に示す人はいないでしょうが、知っておいて損はないでしょう。

 

少なくとも、2回目以降で”Nice to meet you”といってしまって、マイナスな印象はあってもプラスな印象になることはありません。

 

食堂車で相席した相手に、翌日展望車で出くわしたりすることは十分ありうることです。

またお会いできて嬉しいです、と言おうとして”Nice to meet you!”といって寂しい思いをさせるよりは”Good(またはNice) to see you (again)!”と言って話に花を咲かせてはどうでしょう。

 

 

 

 
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