カナダ旅行において、スーパーマーケットはとても便利です。
食費の節約にもなりますし、お土産を買ったりもできます。
メープルシロップを買うのであれば、お土産屋でなくてスーパーマーケットの方が少し安いです。
配るぐらいに買うとすれば、その差は歴然です。
チップが不要なのも、日本人としては気楽で重宝できる理由かもしれません。
私がカナダに住んで気づいた日本との違いを豆知識としてご紹介します。
カナダ旅行で3食をすべてレストランで食べていると、量・金額ともにちょっと多すぎるかもしれません。
朝か昼のどちらかはバナナと牛乳、くらいにしておけば財布にも健康にもよいでしょう。そしてボリュームのある夕食に余裕を持って挑むことができます。
上のバナナの写真をみて、本数がバラバラなのにお気づきですか?
日本ではバナナは房で売っているのが通常ですが、カナダでは好きな本数をもぎとって買うことができるので安心です。
店頭で客がバナナの房をもぎって買ってに小分けにしているのを初めて目にすると、ちょっと驚くかもしれませんね。重さで値段が決まります。
旅のお供に欠かせない飲料水ですが、炭酸ジュースばかりでは飽きてしまうし、日本のようにお茶のペットボトルはないので(緑茶はあっても砂糖入り)、必然的に水を買うことになるでしょう。
上の写真では値札が、”now 2/2.00″ 「セール中、2本で2ドル」として大きく表示されています。
まとめ買いがお得かのような印象を受けますね。
が、拡大してよくみると下に小さく “OR 1.00 EA” 「または 1本1ドル」と記載されていて、2本2ドル、1本1ドル、という、まとめ買いがまったくお得ではない表示もなされています。
これは水に限らず、ジュース、お菓子などでも頻繁に行われるカナダ流の商売の手法で、日本人の感覚としては「客を馬鹿にしてんの?」とちょっとムッとしてしまうかもしれません。
「3つで$30」というような表記に惑わされて不必要にまとめ買いしないように、隠れるようにこっそり表示されている1つあたりの値段もチェックをしましょう。
これは余談ですが、日本ではレジに買い物かごを運べば、店員がかごから商品を取り出してバーコードを確認します。しかし、カナダではそのようなサービスは一切なく、買い物かごから自分で商品を取り出し、レジ台に置かなければいけません。私は慣れてしまってなんとも思いませんが、そんなところにも日本との違いをみることができます。