バンフの名所のひとつボウ滝は、落差はそれほどないのですが、水量が多く夏は豪快な流れを見ることができます。
そんなボウ滝も冬は凍ってしまいます。
私が訪れたのは、完全に凍る一歩手前という状況でした。
凍ったボウ川の上は歩けますが、薄いところもあるので十分注意を。
ボウ滝をボウ川から眺める
凍った水面には段差が
水面の分厚い氷は、多方面からの圧力で段差ができています。
段差に近づいてみる
夏の水量を知っているので、こんな風に凍ってしまうのがちょっと信じられません
ボウ滝への行き方は色々ありますが、冬は滝のそばの散策路が閉鎖されるので、市街から川沿いをずっと歩いてたどり着くことができません。距離もそこそこあるので、危険も伴います。
市街からであれば市内バスでバンフスプリング・フェアモントホテルまで行き、フェアモントホテルの中を通り抜けて滝まで降りていくのがよいと思います。
フェアモントホテルの建物には、ボウ滝へ行く散策路への扉が用意されています。
Waldhouse
散策路の途中にはWaldhouseというレストランがあるので、ここで休憩するのもよいと思います。ここからのボウ川の眺めもなかなかのものです。
散策路の途中、Waldhouseの近くからスプレー川(ボウ川の支流)を眺める
カナディアンロッキーを流れる川に見られる独特の色です
フェアモントホテルからボウ滝へ行く散策路には、天然のアイススケートリンクがあり、自由に使用できます。
自前のスケート靴を持ってきている人も結構いるのですが、日本人旅行者にそのような人はまずいないでしょう。
もちろんホテルでレンタルできます。
子供たちが器用に滑っているのをみると、アイスホッケーがカナダの国技となっている理由がよくわかります。
スケートが苦手な人は、ソリを借りて遊ぶこともできます。
テレビゲーム全盛の時代ですが、こういう単純な遊びも案外夢中になれて楽しいものです。
大人も子供も一緒になってはしゃいでいる姿をみるのは微笑ましいものですね。
本格的に冬のバンフの自然を楽しみたい人にはジョンストン渓谷がおすすめです。
このサイトではジャスパーのマリーン渓谷を紹介しています。