バンクーバーからビクトリアへの行き方
①車(フェリーに車を積み込む必要あり)②直通バス
③公共バス(スカイトレイン⇒バス⇒フェリー⇒バスと乗り継ぎが必要だが、最安)
④飛行機(水上飛行機が人気)
⑤旅行会社によるツアー(英語が苦手な人、時間が限られる人にはこれがおすすめ)
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ここでは、もっとも安い③スカイトレイン・公共バスの乗り継ぎでの行き方をご紹介します。
メリット
・もっとも安い=合計$23.40(土休日・平日の午後6時以降は$22.15) ・現地の生活に近い
デメリット
・時間が他に比べてかかる(とはいっても、接続がうまくいけば約4時間ですむ。乗車時間そのものは合計3時間20分)・乗り換えが合計3回あるので、荷物が多い人には向かない。
路線バスには荷物専用の置き場はない
実際に行ってみた
まずスカイトレイン
ウォーターフロント駅(Waterfront)からはバンクーバー空港(YVR Airport)行き、リッチモンド(Richmond)行きが交互に出発しますが、どちらに乗っても大丈夫です。 フェリー乗り場までは、2ゾーン($4.00)の切符を買います。券売機ではクレジットカードが使えます。土・日・祭日と、平日の午後6時半以降は全区間が1ゾーン($2.75)になるので、お得です。
スカイトレインはバンクーバー市内は地下鉄ですが、やがて地上に出ます。
ブリッジポート駅(Bridgeport)で下車します(Waterfront駅から19分)。
ブリッジポート駅で620番バスに乗り換え
ブリッジポート駅のホームは3階、出口は1階です。ホームの空港寄りの端にエレベーターがあるので、スーツケースなど重い荷物の人は利用するとよいでしょう。
階段は結構長いです。
途中の2階は、カジノへつながっています。
間違えてカジノに行ってしまわないように。
駅の1階はバスターミナルです。
たくさんの乗り場から、いろんな行き先のバスが出ていますが、「Bay 12」の乗り場を探してください。
ここから「620番 Tsawwassen」行きに乗ります。
なんて発音するかって?
心配いりません。
First Nation(先住民)の言葉を使っている地名で、現地の人もオリジナルの発音はうまくできないので。
カタカナにすると、「ツォワッセン」のように発音する人が多いように思います。
スカイトレインに乗るときに買った切符をそのままバスでも使うので、捨てないでください。
620番は公共の路線バスなので、スーツケース置き場はありません。
しかし、乗客は旅行者が多く荷物の大きい人もたくさんいるので、大荷物でもぜんぜん気にする必要はありません。
荷物がコンパクトな方がよいのはもちろんのことです。
バスはのんびりと田園地帯を走り続け、36分でフェリー乗り場のTsawwassenまで直行です。
終点で降りると、目の前にフェリー乗り場があるので、ここで迷うことはありません。
バスからフェリーに乗り換え
フェリー乗り場には、係員のいる切符売り場と、自動券売機があります。ビクトリア側のターミナルSwartz Bayまでの切符を買います。($16.90)
クレジットカードがあると、スムーズに切符が買えます。
Thanksgiving(感謝祭)やクリスマスのような人々が殺到する時期を除けば、予約しておかなくとも直近の便の切符を買うことができます。
Tsawwassenからのフェリーには、ビクトリア方面以外にもさまざまな行き先のフェリーが出ています。
必ずSwartz Bay行きかどうかを乗り場で確認しましょう。
1時間半の船旅(軽食コーナーや売店、みやげ物屋あり、無料Wifi付)を楽しみましょう。
フェリーで移動する時間は、直通バスであろうが、車だろうが、ツアーだろうが皆一緒です。
フェリーからバスに乗り換え
Swartz Bayのフェリーターミナルに着きました。 複雑なターミナルではありません。とりあえずまっすぐ歩いて外に出ましょう。
フェリーターミナルの出口右前方にバス乗り場があります。 ビクトリア市内に行くのは、
70X系統(急行バス 約50分)
72系統(各停バス 約1時間半)
です。 ほとんどの場合フェリーに接続しているので、寄り道しないでまっすぐバス乗り場に向かって乗り遅れないようにしましょう。
72系統の各停バスでのんびり行くのもよいのですが、1時間半は結構長いです。
乗車前に番号をきちんと確かめて、できれば70X(急行バス)に乗りましょう。(料金は同じ)
料金は$2.50で、先払いです。
カードは使えず、お釣りも出ません。
小銭をフェリー乗船中に用意しておきましょう。
ビクトリアのバスは1日券が$5なので、2回以上バスに乗る予定があるのであればとてもお得で便利です。
バス乗車の際に運転手に「ワン デイ パス(One day Pass)」と言って$5支払えば購入できます。
以上、他に比べてそれほど時間はかからず、値段はもっとも安いビクトリアへの行き方をご紹介しました。
ちなみに、Swartz Bayでフェリーを降りたところのバス乗り場から、ビクトリア市内ではなく、ブッチャートガーデンに行くバスに乗ることもできます。
あまり効率が良い行き方ではないのですが、交通費を安く済ませたい方にはおすすめです。
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