Thomas Haasはチョコレート・パン菓子屋なので、甘いものが好きならおすすめです。
甘すぎないことや、クロワッサンを筆頭にパンの風味がよいこともあって、甘いものが苦手な私もお気に入りの場所です。
私の仲間内で特に人気なのは、チョコ・クロワッサンとアーモンド・クロワッサン
マカロン
海外の一人旅だとレストランは入りづらく、マクドナルドなどのファーストフードになりがちだといいます。
女性の一人旅だと、なおさら外食しづらいことでしょう。
個人的にはクロワッサンがおすすめですが、足りないようなら「savoury」と呼ばれるサンドイッチなどの食事もあるので、ランチとして利用するのもいいと思います。
チョコレート類は種類がありすぎて選ぶのに困ってしまいます。
ケーキもたくさんある
店長Haasさんはドイツから1995年にバンクーバーのフォーシーズンズホテルに異動し、さらに1998年にニューヨークに移って大成功を収めた人です。
華僑の血をひく奥様とはフォーシーズンズホテルで知り合ったとのことですが、子育てにニューヨークは適さないとバンクーバーに戻って自分の店を設立されました。
ニューヨークで指折り、いや北米全体でも指折りともいわれる腕前なので評判はうなぎ上りで、いまある2店舗そろって大繁盛です。
接客もお好きなようで、店長も奥様もよく店舗で注文をとっているのをみかけます。
持ち帰り用のチョコレートも装飾用からバルク品まで色んな種類のものを売っています。
お土産におすすめなのがリボン付きの箱に入った”Gift box”で、かさばらないので複数買っても大丈夫でしょう。
2店舗のうち、旅行者にはwest broadwayの店舗(2539 West Broadway Avenue)がおすすめです。
ノースバンクーバーの店は、工場に直結していてできたての商品が運ばれてくるのがよいのですが、場所がとても不便です。
土曜日のランチタイムの混雑を避ければそれほど待たずにすむと思います。営業は午前8時〜午後5時半。日曜日・月曜日は休み。
店内の客席が少ないこともあって、多くの人が「持ち帰り」にしています。
近くのキツラノビーチで食べるのもよいのではないでしょうか。
ダウンタウンの外にあり、旅行者がこの店だけを目的にして無理をして行くのはちょっと時間がもったいないと思います。
UBC・人類学博物館やキツラノビーチの訪問とセットに行く余裕があれば、強くおすすめします。
ダウンタウンからの行き方:
最寄りのバス停はTrafalgar & Broadwayで、ダウンタウンからだとGranville通りから14番のUBC行きが通ります。
(他に9番も停まりますが、急行バスの99番は停まりません)。
ブロードウェイはバスが頻繁に来るので、行き帰りも安心です。
最寄りのバス停ではないけれど、一つUBC寄りのMacDonald & Broadwayの交差点は2、9、14、22、99の5系統のバスが停まる便利な場所です。
トーマスハースはこの交差点から歩いても数分もかからないので、この交差点のバス停を使うのもよいと思います。
中でも2番、22番のバスはバラード橋を越え、キツラノビーチの傍を走る落ち着いた雰囲気の路線なので、ダウンタウンから行く場合に14番同様に重宝しています。行きを14番、帰りを2番、というように別ルートを使うのが私のいつものパターンです。
2番,22番のバス車内からキツラノビーチを眺める
店の前のブロードウェイで路上駐車(パーキングメーター付・2時間まで)できるので、車で行くのもOKです。